苦い顔をしている私の中身は甘いチョコだった

今週のお題「ほろ苦い思い出」~作twosil's~

これは私が小学3年生くらいの時くらいのことでした。

あの時、私はひっそり片思いをしている相手がいました。

ただ、私が彼を好きなことは誰にも言っていないくらいの、「秘密恋」でした。

なぜなら、彼がモテ男子だったからです。

超が付くほどではなかったんですけど、モテてました。

あるときのことです。

バレンタインデー当日、当時、結構仲のよかったRちゃんが私に衝撃の事実を言ってきました。

「私、E君にチョコあげようと思うの。ただ勇気がなくてさ、twosil'sちゃん、付き添ってくれない?Mちゃんはオッケーだって」

『E君』というのは当時私が好きだった彼のこと。

Rちゃんは結構何でもできちゃうこなので、E君オッケーするかもしれない、と

私は怖かったです。でも結局私は付き添うことにしました。

Rちゃんは、告白場所で待ってて私たちで呼びに行くことにしました。

ただ、彼は男子とも仲が良くて、男子と遊ぼうとしてRちゃんのところに行きたがらない彼を私とMちゃんで、説得してRちゃんのところに行かせました。

今思ったら、なんでそんなことしたんでしょうか。

 

Rちゃんは何も言わずチョコだけあげました。

後で聞くと、その中にラブレターがあったそうです。

彼は「ありがとう」といって受け取ってくれて、お返しもあげてました。

しかし、友達以上の関係にはなれなかったのです。

私はRちゃんを慰めてあげました。いっぱい。

でも、内心ちょっと安心していました。

わたしにも告白できるチャンスがあるーっ!!!と。

苦い顔してた私の中身は少しですが甘かったのです。