#014.結末は絶対意外な結末~不思議な怪奇現象!?~

「まま。手つなご」

リコにそう言われて私はリコの手をつないだ。

今は、幼稚園から帰る途中。

私はリコといつもの道を通っていた。

 

とうとう、家が見えてきたその時!

―ガタンっ!!!―

後ろから音がした。

結構、大きな音だ。

私とリコは恐る恐る後ろを振り向いた。

シーン。

辺りはとても静かだった。

誰もいない。

まさか、怪奇現象…!?

なはずもない。

実は近くで工事をやっていた。

怪奇現象ではなかったのだ。

※みなさん、引っ掛かりましたか?

たぶん、怪奇現象だとか、いろんな理屈を考えましたよね。

実は普通の何でもない出来事でした。

あなたの心理に対する意外な結末でしたよ。