前に青年二人がいる。
私は40代。私にぶつかってきたのだ。
全く今の若者は。
私は注意をしているのだが。
「それで、以後このようなことは、お気をつけになってほしいんです。」(私)
「は?何のことかわかりません」(青年)
「分かりませんか」(私)
「これだから、年寄りは困るんだ。私は何もしていない」(青年)
「はい。では、さよなら」
「誤るのはそっちだろ。何が『お気をつけになって』だよ」(青年)
私は青年の行動を見るとうなずいて歩いて行った。
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すると、知らない青年が声をかけてきた。
「おいおい。俺との話も終わらせずに去るなんて。」
は?何のことだろう。
「何を言っているんだ。私は君と話していない。そういえば、私が君の後ろの少年と話しているときに君はさぞうるさかったな。」
「は?おじさんは俺と話してただろう」
「何のことだ。私は君の後ろにいた少年にぶつかり、気をつけてほしいと言ったら、後ろでうなずいたから、私は歩き出したのだが。私は君と何もしていない。何か用かな」
「なんでもないです」
青年は顔を真っ赤にして去った。